
きくらげが続々と発生しています
ゴールデンウィーク後に搬入した菌床からきくらげが続々と発生しています。
現在、従来のハウスと周年用ハウスで栽培を行っていますが、
周年用ハウスは人工的に温度管理が出来るため、温度を一気に上げずに少しずつ上げて育てています。
このように温度調節をして育成期間を長くすることで、栄養素が十分に行き渡ったより大きく肉厚なきくらげに育てることが出来ます。
逆に大量生産することも可能ですが、それでは品質に影響が出てしまいますのでじっくりと育てています。
梅雨に入り、気温・湿度ともに上昇することでこれからは害菌に注意しなければいけませんね。
菌床は水分を蓄えますからどうしても害菌が集中しやすくなりますし、ハウスへの人の出入りも増えることから虫などの侵入にも注意が必要です。
ハウスを完全に塞ぐことはできませんし、もちろん防御剤なども一切使用しませんから、良質なきくらげを育てるにはここからの管理がとても重要になってきますね。
収穫までは2週間前後かかることになります。
来週あたりからいよいよ本格的な収穫が始まることになりそうですね。
今季最初の笑顔のきくらげが、もうすぐ誕生です。
2016.06.11