きくらげの栄養価が高まる天日干し

当サイトでもご紹介してきましたが、きくらげの栄養価が高いのは天日干しによるものです。

きくらげなどの作物にはエルゴステロールという物質がありますが、これが天日干しによって紫外線と反応しビタミンD2が生成されます。

ビタミンD2は、骨や歯の硬組織の形成には欠かせないカルシウムの吸収を助ける重要な役割がありますね。

ビタミンD2が多く含まれる食品には以下のようなものがあります。

かつお(塩辛)    120.0(ug)/100g
あんこう(きも、生) 110.0(ug)/100g
しらす干し       61.0(ug)/100g
いわし(丸干し)    50.0(ug)/100g
乾燥きくらげ     440.0(ug)/100g

乾燥きくらげのビタミンD2含有量は他の食品に比べていかに多いかがお分かりになると思います。

この栄養価のために、きくらげ収穫後の天日干しは欠かせない作業になりますね。

天日干しは、紫外線を吸収させるだけでなく全方向からの風通しを良くするということが大事ですので、乾燥棟ではエビラという平カゴにきくらげを並べて天日干しします。

途中何度か様子見ながら、およそ2日間天日干しします。

紫外線をたっぷりと吸収したきくらげは、その後カビ防止のために乾燥機で完全に水分を飛ばします。

これで、栄養のたっぷりと詰まった乾燥きくらげが出来上がります。

ただし、白いきくらげに関して変色を防ぐために天日干しは行っていません。

白いきくらげは、そのビジュアルの美しさとあらげきくらげとは別の成分が豊富ですから、その特性を生かしています。

余談ですが、この白いきくらげ・・・研究していく中で新たな事もわかってきました。

公開できる時がきたらまたお知らせしたいと思います。