
きくらげノーマルハウスと周年ハウスの栽培状況
寒さも増してきていよいよ本格的に冬の気配を感じるようになりましたね。
きくらげのノーマルハウス内の温度も上昇しなくなりました。
現在育っているきくらげを収穫したら、ノーマルハウスの今期栽培は終了します。
そして、周年ハウスの方は先月中旬からハウス用ストーブを入れており、きくらげも順調に栽培できています。
周年ハウスは2重構造でハウス内の温度を確保すように作られていて、この2重の空間を暖気することでハウス全体を温めていました。
しかし、より効率よく全体を温めるために二重構造間で温めた空気をハウス内に送り込む方法を考えついたので、現在その方法でハウス内の温度調整を試しているところです。
これからさらに気温が下がっていけば空気の質量が重くなって冷気は下へ、温めた空気は密度が低くなって上へ移り、ハウス内の温度バランスは明確に崩れてきます。
ですから、空気をより上手く循環させてハウス内温度を均等にしないといけません。
もちろん、湿潤状態をしっかり保ってきくらげが生育しやすい環境を作ってあげることが、周年ハウスのきくらげ栽培において重要なポイントになります。
しばらくはデータを取りながら、ハウス内の状態ときくらげの生育状況を見ていきます。
2017.11.14