
きくらげ栽培棟の保温対策作業
この時期、三寒四温という言葉通りに寒い日と暖かい日が交互にやってきてますね。
体温調整が難しく、また花粉や黄砂・PM2.5などの要因も重なって体調を崩しやすい時でもあります。
皆さん、気をつけてくださいね。
さて、きくらげ周年用ハウスですが、現在は、温度対策のため2層構造で作った外ハウスの内側に白いボードを貼り付ける作業をしています。
これは、夏の強い日差しを遮断し、冬のハウス内温度低下を防ぐためですね。
こうすることで夏季・冬季の温度差の振れ幅を極力おさえる狙いがあります。
あらげきくらげはきくらげの中でも発生温度の幅は広い方ですが、できるだけこうして環境を整えてあげることが大事になってきます。
2層構造ハウスの場合、内側のハウスは外気と直接接することがないので、冷え込みの強い時期でもビニールの凍結防止になり、また、放射冷却による温度低下の影響を極力避ける事ができます。
外ハウスのボード作業は、それをさらに補うためのものということになります。
隙間があれば効率のよい調節ができませんので、丁寧に作り上げていかなければなりません。
繊細な作業になりますが、スタッフがひとつひとつを手作業で頑張っていますよ。
今季の笑顔のきくらげは、この努力にきっと応えてくれると思います。
2016.03.18