
きくらげ栽培棟の台風対策
弊社のある山口県にも今、台風が向かってきていますね。
農業は自然と向き合う仕事ですから、作物の病気や害虫被害、自然災害といった問題には最大限の対策をしないといけません。
特に自然災害に関しては人間の力ではコントロールできませんし、一番ダメージの大きい被害につながりますから、栽培棟を含む周辺の対策をしっかりとする必要がありますね。
最近は気象予報の技術も進歩して、台風の進路予測や速度などは的確にわかるようになりましたから、それに沿って作業を進めることができます。
栽培棟をハウスバンドで抑えこんで、留め具やフックは外れていたりしないか、ジョイント部分は固定されているか、ドアのカギはちゃんと閉まっているかといった点をチェックをし、風で裾部分が煽られないようにアンカ―でガードするなどとにかく風をハウス内に入れないように万全の対策を行いました。
さらに、風で飛ばされるものがないように栽培棟周辺もきれいにして備えます。
「これで飛ばされたら仕方がない」というくらいに徹底して行いました。
雨に関しては現状の排水機能に委ねるしかないですね。
前回の台風は避けて行ってくれました。
できれば今回も逸れて行ってくれると有り難いのですが、こればっかりはどうなるかわかりません。
2016.09.18