
きくらげ菌床オートメーションシステムについて
きくらげ菌床オートメーションシステムは現状まだ調整段階ですね。
調整を繰り返すごとに理想形には近づいていますが、まだ許容できる範囲には至ってないです。
メーカーとも毎回打ち合わせを行いながら、完成を急いでいます。
システムの販売を計画していますので、少しの不具合でも修正しておきたいという考えです。
きくらげ菌床オートメーションシステムがスムーズに稼働すれば、大幅な時短大量生産が可能になります。
現在も伸び続けている需要に十分対応できる生産能力ができれば、純国内産きくらげの市場もさらに大きく広げることが出来ます。
そのためにも、出来るだけ早く実用品を作り上げたいですね。
今、農林分野は企業の参入にともなってスマート農業といわれるロボットやICTを活用した生産システムが進んでいます。
栽培棟もセンシングによる管理が可能で、それをスマホで行っている所もあります。
作目によって使えるものとそうでないものはあると思いますが、このような動きはどんどん進んでいくでしょうね。
きくらげ栽培も、最適な収穫時期を教えてくれるようなセンサーが生まれてくるかも知れません。
あるいは、ドローンを使ったハウス内噴霧で、満遍なく自動的にハウス内の湿度管理ができるようになるかも知れません。
「できたらいいな~」が可能になっていくのがスマート農業です。
このような技術導入が進めば、農業従事者高齢化にともなう労働力不足を補うだけでなく、若い農業ベンチャーの誕生にも火がつくかも知れないですね。
いずれにしても、農林分野は大変な変革期に来ているようです。
2018.07.31