
きくらげ通年栽培への準備
通常10月末で終了するきくらげ栽培ですが、今期は研修や視察の関係もあり、11月末まできくらげの栽培を行いました。
以前も書きましたが、さすがに11月になると気温低下の影響は受けますね。
生育は随分と遅くなり、ハウス内でも条件の良い所と悪いところがあるのがわかりました。
菌床の状態を見ながら、状況の良くない菌床はハウス外へ、良い菌床はハウス内の条件の良い所へ移設して栽培を行いました。
でも、このようなトライアンドエラーも、今後のきくらげ栽培のノウハウとして生かせますね。
貴重な経験でした。
来年は、より多くの需要に応えるためにこの栽培棟も通年栽培仕様へリニューアルします。
そのために、現在のハウスは丁寧に解いていきました。
新しいハウスは、温度、湿度などさまざまな調整のチェックを行いながら来年の栽培期までに完成します。
リニューアル後は、今年以上に良質で多くの笑顔のきくらげを作っていきたいと思います。
2015.12.21