
周年用のきくらげ栽培棟も着々と進んでいます。
今期からきくらげの周年栽培を行うために、きくらげ栽培棟も建て替えるというのは以前告知していましたが、現在、着々と工事は進んでいます。
2月初めに地質調査を行い、現在は本体を鋭意建設中です。
乾燥棟とは違って栽培棟は複雑な仕様になるため、さすがにスタッだけでは難しい面があります。
今回はプロの方々の高い技術にお願いすることになりました。
きくらげを多く発生させるためには、きくらげの好む高温多湿という環境を1年中作ってやらないといけません。
ですから、全体像としては栽培棟の中にさらに栽培棟があるという2重構造の様式にしています。
これによって空気層を作り出し、夏の高温対策および冬の低温対策を図っていきます。
さらに、冬場は放射冷却や霜の問題があるため、暖房設備を用いた温度調節が必要になってきます。
そこで、弊社では完全オリジナル仕様の廃油ストーブを複数台作り、それを設置することで低温対策をすることにしました。
今年の秋以降は、廃油ストーブの稼働数を調整することでハウス内の温度の調節を行なっていく予定です。
廃油ストーブの活用は、経済的で環境にも配慮したベストな選択ではないでしょうか。
2016.02.23