
夏向けのきくらげレシピ
ジメジメした日が続きますが、今年はもしかしたら梅雨明けが早くなるかもしれないということです。
きくらげにとっては今の湿気の多い状態がベストですから、猛暑日が早く来て長く続くようでしたらハウス内の湿度調整には気をつけないといけないですね。
栽培棟の管理に地下水等を利用している場合はまだいいですが、万が一水不足ということが起こりそうであれば早めの対策も講じておかないといけませんね。
さて、そんな暑い夏を乗り切るにはきくらげの簡単夏レシピがいいですよ。
その一つが『きくらげ素麺』です。
戻したきくらげを2mm幅にスライスして、さっぱりとしただし汁でいただきます。
お好みの具材を入れてもいいでしょうね。
食欲がない時には特におすすめです。
きくらげは栄養価が高いですから、夏バテ対策にもバッチリです。
さらに、白いきくらげを寒天の中に入れたスイーツもいいですね。
寒天の中に白い花が咲いている水中花のような見た目は、とても涼しげできれいです。
実は、寒天ときくらげには不溶性食物繊維があり、その含有量は食品中寒天が1位、きくらげが2位と、なんと1位、2位を独占しています。
不溶性食物繊維は胃や腸など消化される過程で水分を吸収して膨らみ腸の活性を促してくれます。
また発酵・分解されるとビフィズス菌などの善玉菌が増えて腸内環境を整えてくれる働きがあるといわれています。
白いきくらげ入り寒天は、女性にとってはとても嬉しい成分が入っているんですね。
これから暑さが厳しくなる時期は、きくらげを上手く活用して体調維持に役立てて下さい。
2018.06.28