
既存施設でのきくらげ栽培
先日、既存の空き施設できくらげ栽培を始められる生産者の方のところへ訪問してきました。
訪問した時点では菌床を搬入できる状態ではありませんでしたので、弊社と先方の方とで急遽屋内に簡易ハウスを施工することになりました。
計4名、4日間で施工が完了、5日目はハウスの説明を致しました。
既存の空き施設に簡易ハウスを作って作物を育てることはよくありますが、
葉物系の作物に比べてきくらげなどの菌類は、よりシンプルに作ることができます。
もちろん、作業を効率的に進めるために、棚の配置や高さ、導線といった点は慎重に設定する必要はありますが、菌類は葉緑素を持たないのでLEDなどの設置も必要ありません。
何らかの理由でどうしても太陽光が欲しい場合は、紫外線LEDで対応することもできます。
また、既存施設内にハウスを作る場合は、台風などの自然災害の心配も随分と減ってきますし、当然、コスト的にも安く抑えることができます。
空き施設の有効活用を考えられている方にとっては、きくらげ栽培は大きな収益にも繋がる非常にに取り組みやすい事業ではないでしょうか。
あらゆるケースで弊社の知恵をお貸しする用意はできていますので、「このような場合はどうだろうか?」といったことがあればご遠慮無くお問合せ下さい。
2017.11.30