最近のきくらげ栽培棟の仕様について

ここ2、3年はきくらげの生産事業に企業様の参入が増えてきて、それと同時に通年栽培(年間を通しての栽培)をされるところが増えているのは以前お伝えした通りです。


純国内産きくらげの需要も年々増えていますから、通年栽培によって生産者の方々の収穫量が増えるのは有難いことですが、


生産現場にとっては、栽培棟の使い勝手などの問題も出てきているようです。


特に、栽培棟内の棚の清掃および消毒を行うにあたって、ノーマル栽培(半年間の栽培)であれば、栽培時以外の残りの半年間は木材の棚の乾燥が行えたのですが、


通年栽培の場合は、十分に棚を乾燥させる期間がなく、それによって棚の傷みも早くなってしまうということがあるようですね。


そのため、最近はパイプを使っての棚作りに関心を持たれている生産者の方々が増えています。


そこで、弊社では木材を使って棚を作った場合とパイプを使った場合とのメリット・デメリットをまとめてみましたので、以下、参考にして頂けたらと思います。


【木材棚】


(メリット)


・棚の製作が簡単


・ビス止めしているので傷んだところだけ交換できる


・費用が安い


・棚の濡れ具合によって水分量の目安がわかる


(デメリット)


・カビや雑菌が付着しやすい


・菌床の入れ替え時に、他の洗浄・消毒の時間がかかる



【パイプ棚】


(メリット)


・カビや雑菌が付着しづらい


・菌床入れ替え時の洗浄・消毒が木材に比べて短縮でできる


・乾燥の時間を取らなくていい


(デメリット)


・初期投資がかかる(材料費・施工費)


・水滴が付きやすい



使用する材料としては 鉄 ステン アルミ 亜鉛メッキ等があります。