
きくらげ菌床入れ替え
皆さん、お盆休みはいかがお過ごしでしたか?
弊社では本日から通常業務に戻りました。
弊社きくらげ栽培棟では、先日、きくらげ菌床の入れ替えを行いました。
温度や現場の環境にもよりますが、弊社栽培棟では通常のアラゲきくらげだと3ヶ月程度、白いきくらげなら2ヶ月程度での入れ替えになります。
終了した菌床(廃菌床)はグッと重量が減りますが、その後は、炭素循環農法の畑で活躍して色んな野菜を育ててくれます。
本当に無駄がないですね。
菌床の入れ替えは、廃菌床搬出後、棚の洗浄、消毒をして新しい菌床を搬入するという流れです。
今回は、今後のスケジュールを考慮してきくらげ菌床の搬入数を調整しました。
これからは、新しい菌床が多くのきくらげを生んでくれることを期待しながらの作業が始まります。
きくらげ栽培にとっては今が繁忙期真っ最中で何かと忙しいのですが、きくらげ栽培のプロセスを見学したり研修したりしていただくには一番良い時期でもあります。
ですから、最近は、あえてこの時期に見学や研修に来ていただくようにしています。
菌床搬入→栽培→収穫→天日干し→検品→出荷→菌床入れ替え・・・・・といった一連の流れを、この時期は大量のきくらげを扱いながら行うことになります。
次から次からへと出てくるきくらげを、効率よく収穫して次の作業へ移行していくには手際の良さというのが大事なポイントになりますね。
こういった部分は頭で考えるということではなく経験値がものいうので、弊社の作業を見ていただきながらいろんな点を吸収していただければと思います。
次々に生まれる台風の動向も気になりますが、今は品質の良いきくらげを育てられるよう日々の業務に集中していきたいと思います。
2018.08.16